この仕事は、あなたの『足』を拝見できる!(笑)。『足』が大好きな僕がこの仕事に就けたことに心から喜びを感じます。僕の言う『足』とは、足の形や皮膚の状態、カカトの向きや足趾、爪の生え方から歩き方まで…一人ひとり違っていて、その人の土台となって立ち支え、そして運んでくれるという意味の『足』。
初めは「足に自信ない~」とか「人に足を見られるのって恥ずかしい!」「歩くのは大嫌い」って言っておられた方が「この前、○○へ旅行に行ってきたよ~!」と行動的に変身されたり、町で元気に颯爽と歩いておられるお姿を見かけるともう嬉しくって後ろからハグしたくなります…これじゃストーカーですよね(笑)、やめときますm_ _m
店の名前もまだ決まっていない頃、シドニーのカールさんの工房に見学と勉強を兼ねて2週間ほど滞在したことがありました。そこでカールさんの仕事のパートナーであるアンドレアスさんに初めて会いました。工房での整形靴や足底板の製作はほとんど彼がしていました。アンドレアスさんの作業台に光沢のあるブロンズのプレートで小さく刻印されていた言葉
「Proudly made in Australia ANDREW W, OSM」
そこから店の名前『プラウド』をいただいたのです。
この人がアンドレアスさん
アンドレアスさんは、レトロなミシンが好き!
僕「なんで これにしたん?」
アンドレアスさん「安かったし自分で直せるから」